陰ヨガティチャートレーニング

ヨガはインド発祥と伝えられますが記述によるとインド北部、ネパールや中国との国境辺りで栄えたとされています。

つまりヨガはインドのみではなくネパールと中国も発祥の地ということが言えるわけです。

中国の有名な聖者老子は修行の中でヨガを実践し、その独特なやり方を子孫に残し伝えていると言われています。

また同じように釈迦も修行の中でヨガを極めていました。

その中から身口意という独特な呼吸法を編み出し、各地でヒーリングを通して気づきを深めるための説法を繰り広げていました。

やがて中国ではヨガの呼吸法から独自の気功法へと進化させ、さらに発展させてきました。

もともとあった易経と陰陽説、五行説が一体となり中国の古代思想が体系化されたと言われています。

陰ヨガはその古代思想から生まれたと言っても良いでしょう。

陰陽五行説とヨガを融合させる試みは大成功だったと言えます。

陰ヨガは現代ヨガの中でも特別な可能性を担っていると言っても過言ではありません。深層筋を開き経絡から気を通すというアプローチは自身で鍼灸を施すのと同じ効果が期待できるからです。

現代の主流になっているヨガは、欧米に渡り器械体操とミックスされリメイクされてしまい全く別物になったと言われています。

そこでは深層筋を開くことが目的ではなく、外筋肉の方にターゲットを絞られたため本来のヨガの効果とは違うものになってしまいました。

その内古代からのヨガのスタイルが完全に変わってしまったわけです。

陰ヨガは一つのポーズを3分以上(長い時は10分~20分以上)ホールドすることにより、深層筋の中に走ると言われる経絡を直接刺激することができます。このアプローチは古代ヨガの中で行われていたものとよく似ており、健康に対して高い効果を上げることが期待できるわけです。

古代ヨガでは必要なポーズは3~4ポーズであり、たくさんのポーズを練習する必要はないと伝えられてきました。体に必要なポーズをその時の体調に合わせて選べば良いわけです。

必要なポーズを見極めることが最も重要ですが、それを無視して毎日決まったシークエンスを同じように繰り返していく体操のような流派が増えてしまったわけです。

体に合わないポーズを無理やり行うことにより、筋を痛めたり捻ってしまったりして怪我をする人も増えてきました。

陰ヨガはそんな現代ヨガで体を痛めてしまった人にとって癒しとなり、強いポーズを練習する前のウォーミングアップとしても、あるいは強いヨガを練習した後の癒しとしても大人気となったわけです。

今回陰ヨガのティチャートレーニングを開催するにあたり、今まで学んできた古代ヨガの様々な知恵、ヒーリングで学んだ癒しのテクニック、丹田呼吸法で学んだ気を作り高める気功的な呼吸法、そして中医学から始まった陰ヨガの智慧を融合させることに成功しました。

効果的で即効性のあるシークエンスづくり、気の高め方、呼吸による癒し等様々な角度からアプローチできる本物のヨガティチャーを育てることを目的としていますが、まずはご自身の体調不良を自身で癒すための学びとして参加される方も大歓迎いたします。

ぜひご自身の癒しとしても、ヒーリング効果の高いヨガを指導できるヨガティチャーになるためにもご参加いただけたらと思います。

陰ヨガTT概要:ベーシックコース(約3日間)

        経絡コース(約5日間)

        ヨガドクターコース(約5日間)

       (今回はベーシックコースの開催となります)

参加資格:ヨガを1年以上練習されている方(年齢、性別は問いません)

    (体の不自由な箇所や病気のある方はご相談ください)

日時:11/27(水)12/4(水)12/18(水)

   2025年1/26(日)2/2(日)2/9(日)

時間:10:00~16:00(ランチタイム約1時間)

参加費:1日10,000円

場所:ラクシュミスタジオ

定員:7名