白隠の丹田呼吸法つづき

a man and a woman holding their noses for breathing control exercise

丹田呼吸法だけでなく、呼吸法と名の付くものは十分気を付けないと危ないものと聞いています。

ヨガの呼吸法でのクンバカとかで息を止める、とか。

かつて、師よりお聞きしたいことがあります。

それは、「息を止めてはいけません」と。

息を止めるということは、「白隠の丹田呼吸法」に書かれています。

転載開始ー 胸に力を入れて息を止めると、全身の血液循環に大きな異変が起こるのである。

「両脚は冷え切って氷水の「中へつけたよう」になったのは、下半身の血液の流れの悪い状態であり、「両耳の耳鳴り」、「両眼から涙」などは血液循環のアンバランスも考えられるし、「ものに怯え、寝ても覚めても幻覚に悩まされた」のは、不眠も影響して精神障害が併発したものであろうか。

ノイローゼ、うつ病の疑いもあり、「腋の下の汗ばみ」は結核の初期かともおもわれる。そのうえ「肝胆ともに疲れ弱まって」しまったのは、明らかに腹腔内の血流の乱れである。

その原因を考えてみるに、激しい怒責に引きつづいて種々症状があらわれた、その根本は激しい血液循環の攪乱によるものであったと思われる。 ー転載終わり

この場合は、息は止めずに漏気を行います。

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