梅の花が咲いています。
苗から育てて初めて梅の実を収穫したときには小さな小粒だったので
この梅は小梅ちゃんだったのねって思っていました。
でも、何年か経って木が大きくなって収穫したときにはびっくり。
実は大粒ちゃんだったわけです(笑)
日常の何気ない出来事に癒やされています。
毎年の梅仕事は手間ひまかかりますが、
大切な身体のための万能薬を作っていると思うと
めんどくさいなんて言ってられません。
今年も梅の実が沢山収穫できて、両手を真っ赤に染めながら、
昼間の陽の氣と夜の陰の氣の中で
三日三晩じっくりと乾かしてできあがります。
四季折々の花が咲いて、実がなって、収穫して、保存食を作って、
雪が降って地面深くを潤して、また春になって芽吹いていく。
そうやって季節が巡るんですね。
こうやって自然の中にいるとそんな自然の営みが愛おしく、
当たり前のことが当たり前では無かったことに気づかされ
ここに生きていることが奇跡だということに気づかされます。