「何もしなければ老けます」

woman wearing sunglasses walking on wooden bridge with her dog

恐ろしいタイトルです。でも事実です。

以前ヒーリングに来られた方のお話です。彼女は動くのが嫌いで、かなり太って代謝が悪そうでした。それで毎日歩くことを勧めました。

それが何回か続くとパタリとヒーリングに来なくなりました。恐らく歩くように度々言われるのが嫌だったようです。

しかし、肩の凝りが尋常ではなく、むくみもひどく、肌荒れが深刻で、しかも自律神経もアンバランスな感じでとてもしんどそうでした。

彼女を紹介してくれた方のお話では、知り合いのリンパマッサージに行っているとのことでした。そのセラピストは彼女に「あなたのリンパは私が全部流してあげるからあなたは何もしなくてもいいわよ。」と言っていたようです。

結局長くは続かず、彼女は寝たきりになってしまったようです。

自分の体を誰かに任せっきりにできるわけもなく、何の努力もしなければ著しく老けます。

特に脚が弱るとテキメンです。脚のふくらはぎ(ヒラメ筋)には大事な経絡が通っていて、この経絡だけが唯一脳の中に入っています。つまり老化を防止する経絡です。

それだけではなく、ヒラメ筋には下がった血液を心臓に返していく大事なポンプの役割があるのです。

つまり脚を使わない生活が続くと脚が弱り老けるだけではなく、脳の血流が落ちて瘀血(おけつ)が脚の末端に溜まってしまうということなんです。

しかし、平らなところをペタペタ歩いているだけでは十分ではなく、軽いトレッキングのような少し段差のあるところを踏み締めて歩くと効果的だと言われています。

日々の努力が老化を防止できるので、ゆったりとマイペースで続けてみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です