ラインフォルトメスナー

mountain

有名なドイツの登山家です。ご存知の方も多いと思います。私はこのラインフォルトメスナーさんが大好きなんです。

彼は、若い時から8000キロメーター級の山を次々と無酸素ボンベで単身登頂を果たした方です。

チベット密教の瞑想と呼吸法を学ばれています。

穏やかでおおらかな素敵な方ですが、なんと言ってもその思慮深い瞳に惹かれます。

約30年前に公開された地球交響曲ガイヤシンフォニーに出演された時のエピソードが特に素晴らしいのです。

8000キロメーター級の山を次々制覇した後、7000キロメーター級の山を登り始めた時、兄に憧れていた弟と共に登山した時のことです。

突然足場を失い弟がクレパスに転落してしまったのです。

弟を助けようと自ら谷を下った時辺りは段々と夕闇が迫っていたのです。

混乱した彼は完全に方向を見失っていたのです。闇は深くなります。万事休すです。

その時、突然明るい光の中におさげの小さな女の子が立っていたのを見たのです。

こんな山の中に小さな女の子がいるはずも無く、この世の存在では無いと直ぐに思いました。

その女の子がまるで手招きをするように彼を導いて、もと来た道まで誘導してくれ、彼は一命を取り止めました。

これがプレゼンス体験(人生を導いている聖なる存在)です。

この体験は彼の人生を変えました。今でも山に登りながら子供達に自然の偉大さを伝え続けています。

こんなお話は世界中で沢山語られてきました。実は私もプレゼンスに何度も助けてもらっています。

プレゼンスについてSKコースの中で沢山お話しします。

やがてご自身のプレゼンス体験を思い出し、ただの一度も1人で生きてきた瞬間は無かったことがわかります。

それが体験できると人生は導かれ歓びに溢れたものとなります。

ひとは本来神の一部であり、歓びに満たされた存在だったはずです。ヨガの中でも、世界中の宗教の中でも語られてきた真実です。

それに気づくために、私たちは体を与えられ現世で学んでいるわけです。

1件のコメント

  1. わたしがラクシュミに導かれたのは、わたし(たち)がプレゼンスとひとつであることを思い出させていただくためかな?ーと思う、
    今日このごろです。

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