肝・腎が疲れると腰痛で信号が来ます.

woman practicing yoga

肝心要という言葉があります。正しくは肝腎腰です。

それが一番大事ですよ。という意味です。

つまり体の中で一番大事なのは肝臓と腎臓だということなんです。

他の臓器が大事でないという意味ではなく、肝臓と腎臓がとても大きな役割を持っていて、壊れてしまったら命に関わるということです。

大雑把にいうと肝臓は解毒を担当し、腎臓は浄化を担当します。体は残渣(ざんさ)を体外に排出しないと持ちません。肝臓と腎臓が頑張ってくれているわけです。

しかし、体を労わらずに暴飲暴食、不規則な生活、睡眠不足を繰り返していくうちに内臓は働きすぎで疲れてしまい、下垂したり腫れて信号を送ってくれます。

特に腎臓は水分の浄化を担い身体中に巡らせてくれているので、機能が落ちてしまうと大変なことになります。それで腎臓は少々大袈裟に信号を送ってくれます。ちょっとの疲れでも腫れて腰が重たくなったり、むくみとして教えてくれます。

肝臓は血液の倉庫です。肝臓が疲れてくると血の浄化とストックができなくなるので一大事です。しかも沈黙の臓器と言われるように異常が感じにくい場所でもあります。

肝腎要とセットで言われているのは、腎臓が肝臓のお母さんの役割をし、肝臓を守ってくれているからです。

つまり、腰痛が出たらまず肝臓や腎臓から信号が出ていることに気づき十分養生する必要があるわけです。

腰痛の8割は内臓下垂か内臓の腫れ、特に腎臓と肝臓です。胃下垂でも股関節痛や腰痛として痛みが出ます。

陰ヨガのすごいところは、経絡から気を入れることにより、内臓の腫れが取れたり、下垂が戻ったり、消化が促進されたり、美肌になったり、よく眠れるようになったり、生理不順や生理痛が緩和されたりとたくさんの効果が期待できるところです。

気の世界では始めた時から10歳若返るのが当たり前とされ、陰ヨガでもそれを目指します。

若返るということは血が浄化され綺麗になること。

やがて細胞が若返り、姿勢も良くなり、余計な贅肉も代謝して、同い年の人よりも随分若く見られるようになります。

頑張りましょう(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です