雷は神の使い

cropland duiring night time

今回のお別時の中で自然の力は偉大だと感じた出来事があります。お別時が始まって2日目の夜、いきなり洗面のお水が出なくなりました。

まさかの断水です。

ここは山からの湧き水をいただいて生活していますので水が出なくなったら大騒ぎです。

幸い近くに滝が流れているので、お坊さんたちが淵に入り流れる綺麗なお水をたくさん汲んでくださいました。

お水が貴重なのでお風呂の湯船も使えません。毎日シャワーをいただき大切にお水を使います。まるでインドだなと思いました。

しかしその夜の念仏が始まるや否や大きな雷が鳴り出して一気に集中豪雨となり慌てて部屋の窓を閉めたりとおおわらわです。

その時にふと導師が叩く大木魚の音が変わったのです。その時は気のせいかなと思っていました。

その雨のおかげで水不足は一気に解消され普通に使えるようになり一安心。

そして5日目の夕方、前回より大きな雷が鳴り響き近くへ落雷したようでした。大雨は翌朝まで続きたくさんの樹木はとても喜んでいる様子です。

その時、落雷が響き渡った瞬間また導師の大木魚の音が変わったのです。前回より、よりクリアに聞こえしかも導師は気づいておられる様子。

そしてあたりの異変に気づきました。ざわざわするのです。たくさんの人が集まって一緒に念仏を唱えている感じがしました。まるでたくさんの次元が同時に存在し、聖堂に集結している感じがしました。

始まる前にお話がありました。念仏をしていると歴代の念仏行者が集まり共に念仏をしてくださる。懸命に念仏を唱えている私たちを導いてくださるとのことでした。

スピリチュアルな世界ではよく聞く話ですが、実際に体験すると荘厳な時の流れを感じました。

こうして今でも伝え残され導かれている私たちは阿弥陀様に愛されているとしか言いようがありません。

1件のコメント

  1. 前回のバクティ・ヨーガの記事もさることながら、この記事、胸にじ〜んときました。私も宗教者の端くれですが、なんか、おままごとしてるみたい…と感じる日々を送っています。今、ここで、プレゼンスとひとつになるー
    いま一度心したいです。ありがとうございました。

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