子育てについてよく相談されます。
子供がいない私になんで?と思いますがとても多いのです。学校に行けなくなった子供たちはほとんどが親が原因なのです。ほぼ子供に問題はないようです。
小学校の先生が何人もクラスの子供をヒーリングに連れて来られました。しかし、目の前の学校に行けないことにこだわり無理やり行かそうとするのでこじれてしまいます。親が癒されると子供はほとんど問題なく学校に行くようになるのです。
昔あるドラマがありました。
タイトルはすっかり忘れてしまいましたが、校長先生が学校に行けなくなった不登校の子供達を自宅で預かって、奥様と一緒にお世話をするのです。
現実にはそんな校長先生はおられないと思いますが、とても興味深い内容だったので今でも良く覚えているのです。
すごかったのは奥さんの方でした。
ほとんど男の子なんですが本気で向き合うのです。全身全霊で話を聞いてくれるのです。そして一緒に泣いてくれるのです。
しかし一人だけしらけた生徒がいたのです。
その生徒は陰に隠れてタバコを吸ったり悪いことを散々しているのですが、ちょっと目にはいい子を装うのです。
ある時、奥様が夕飯の時にありえない行動に出たのです。なんと炊飯器の中にタバコをほぐして入れて一緒に炊いていたのです。そして言うのです。
「〇〇くんがいつも美味しそうにタバコを吸ってるから、一緒に食べようと思ったのよ」と。
一同唖然として言葉を失います。
そして奥様はそのご飯を食べ始めたのです。もちろん校長先生がすぐに止めましたが。かなり迫力がありました。母親でないとできない行動だと思いました。この生徒をどうにか助けてやりたい一心でしょうが、普通はとてもできない行為です。
昔はこんなキモが座ったお母さんが沢山いたのです。それで日本を支えていたのです。今は親が子供の言うことを聞きすぎて、可愛がりすぎて子供が弱くなってしまったのかもしれません。