感謝心(続編)

a woman meditating near sea

続編です。

彼女はそれからもさまざまな奇跡を体験します。その中でも特に際立った体験がありました。

彼女は仕事がとても忙しく毎日夜の9時まで残業が続いていました。

ある時、やってもやっても仕事が減るどころか、終わった先からどんどん山積みにされてストレスでパンクしそうになりました。

我慢の限界が来たので、仕事をたくさん残したまま帰宅したそうです。

翌朝、デスクに戻ってみるとなんと仕事が全部終わっているのです。しかも、綺麗にファイリングされて閉じてあったのです。

驚いた彼女は同僚に話したところ不思議そうな顔で見られ、挙げ句の果てには「小人の靴屋か?」と言われたそうです。

こんなことが次々と起こったのです。しかし、彼女は大事なことを忘れてました。

たくさんプレゼントを受け取ったら必ず返さないと良いカルマ (サットカルマ)が急激に減るのです。

つまり恩寵の持ち逃げをすると後が大変だと言うことです。

あまりに素晴らしいことが次々起きたので彼女は有頂天になって、感謝するどころか、エゴが増大していることに気づけなかったのです。

これはとても大事なお話です。この世は全てバランスなんです。人生を素晴らしいものにしたかったら、苦しんでいる人をたくさん助けると必ず帰ってきます。しかも、無条件で無欲であることが重要です。

良いことが帰ってくると期待しての行為はかえって (ドッシュカルマ)を蓄積することになるのです。

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