以前ヒーリングに来られていた親子さんのお話です。
最初、先生のヒーリングにお母さんと妹さんが参加されました。その妹さんは見るからに異様な様相で、待ち時間中ずっと大きな鏡で化粧を治すのですが、その様子がなんとも不気味だったのです。顔は真っ白で妖艶なイメージで痩せこけているのです。
まるで老婆のようでした。
その後、お姉さんを連れて我が家のヒーリングに参加されました。打って変わってお姉さんは極度の鬱状態で、ずっとうつむいてほとんど話してくれません。
一度に姉妹が来られることはなく一人ずつでした。お母さんが言うには、二人は全く合わなくてまるで水と油のようなんだそうです。
でも以前はとても仲の良い姉妹だったと言うのです。
何がこの親子に起きたのでしょうか?お母さんに事情を聞いてみると驚くべきことがわかりました。
実はある時おじいさんが、自宅の玄関先に大きな石を持ち帰ったのだそうです。なんでもその石は昔、その上で打ち首を実施していて、血塗られた石だったのです。
もちろん家族はとても嫌がって、すぐに返してほしいと懇願しましたが、なぜかおじいさんは怒り狂い全く聞いてくれずそのままになっているとのことでした。
それから、二人の姉妹はどんどんおかしくなってしまい、今ではどうにもならなくなってしまったとのことでした。
どうやらその家系は、先祖の中に首切り役人がいたようです。その人が首を切られた人に呪われているのかもしれません。
すぐにその石を家から出すように言いましたが、どうしてもおじいさんが聞いてくれないのだそうです。
起きる出来ことには偶然はありません。何か気づかないといけない大きなメッセージが隠されていることがほとんどなんです。
人生は人間関係です。人間関係が整うことが人生が素晴らしいものになるとても大きなきっかけとなるのです。