好きなことをして生きる

water falls in the middle of the forest

以前、ヒーリングに来られた方から聞いたお話です。

TVの特番で、好きなことを仕事にできている人は全体の1割もいないということが調査の結果わかったということでした。

つまり好きなことを仕事にできて、しかも楽しく生きている人が全体の1割しかいないということは日本の9割の人が苦しみながら好きでもない仕事をイヤイヤしているということになります。

これ本当なんでしょうか?

私とパートナーもそうですが、私の周りには好きなことを仕事にできて、しかも仕事以外にも好きなことをして楽しんでいる人がたくさんいます。

それって当たり前のことですよね?

約2年くらい前から仲良くなった方は、その話をしてくれた方と同じ仕事をしています。しかし話す内容が全く違うのです。

一方はその仕事は苦しみだと言います。

もう一方は楽しく丁寧にその仕事と向き合っているのです。その方の方が明らかに若々しくまるで少年のように澄んだ目をしているのです。

一方は2人の子供を育てるのに経済的に大変でいつもイライラして子供や奥様に当たり散らします。

もう一方は2人の子供をとても可愛がり、フルでお仕事してくれている奥様を大事にして、主夫をしながら少しの隙間で自家製パンを焼いたり、畑をしたり、薪ストーブのための薪を割ったりと、とても楽しそうに話してくれます。しかも、仕事はピカイチで、日本中から仕事依頼があったりわざわざ会いに来られるというのです。

そのお二人の一番の違いは、一人でいるときの時間の過ごし方にヒントがあるかもしれません。

一方は仕事で疲れているからとごろっと転がりふて寝をしてしまいます。

もう一方は仕事に煮詰まったら仕事場を飛び出し、清流の中で泳ぐのだそうです。目的は鮎の掴み取りです。

鮎はとても敏感なので人が来るとすぐに逃げ回るので、しばらく気配を消してじっとしてると鮎が寄ってくるのだそうです。そのときに掴んで捕獲するわけです。

その鮎を頂きましたが、味わい深くとても美味なのです。誰も来ないような清流の鮎ですから全然おいしさが違うのです。

つまり人生は捉え方によっては苦しみにも歓びにもなるということになります。どんな人生を送るのか自分で選ぶことができるということですよね。

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