扉が開くということ①

silhouette of trees and mountain under blue starry sky

何年か前からヨガニドラを学んでいます。

この先生は非常に変わった先生ですが、他では出会えないほど素晴らしい先生なんです。

きっかけはネットでたまたま見かけた記事からお会いすることになったのですが、最初ヨガ二ドラを一人で受講したパートナーが身体中が痛くて耐えられなくなったと怒って帰ってきたのです。

その後、私も一緒にヨガ二ドラを受講した時に先生は、

「初めてヨガニドラを受けた人の中で、体が痛くて大変になってさぁ。あのクソ親父っって怒ったんだよ」と言われて思わず吹き出してしまいました。

まるで見たようなことを言われるのでますます興味が出て、しばらく先生の追っかけをしたり、合宿に何度も参加したりしました。

先生はヨガ二ドラだけ誘導されるのみで、あとは特に何も言われません。

質問をする時には自分の中で明確にしてから言わないとかえって怒られてしまいます。

それでも先生の周りにはたくさんの信奉者が集まってきて、いつも先生は引っ張りだこなんです。

なんで?ただのおじいちゃんなのに?特別なことは何も言わないのに、特に愛想もしないし、面倒くさかったら知らんぷりだし、なんでだろう?

その疑問に答えてくれるようなすごい出来事があったのです。

2年前の合宿は有名な聖地、戸隠神社の奥宮近くの飯縄高原の宿舎でした。

先生はいつものように特別なことは何もなく、ただヨガ二ドラを毎日誘導してくださり、時々お散歩に出かけるというシンプルな合宿でした。

ある日の夜、ヨガ二ドラ中に異変が起きたのです。

空中で何かが壊れて弾け飛んだような大きな音がしてびっくりして目を開けたのです。

すると電気が壊れたんだと思い込んでいたのに何も壊れていなくて、先生は淡々とヨガ二ドラを誘導されていたのです。

そのお姿を見た時にやはり只者ではなかったと確信したのです。

なぜなら先生の周りを取り巻く空気が全く違ったのです。この世のものではないと直感しました。

先生の周りを銀河が取り巻いているのです。その中で先生はリラックスして、ちょこんと座り気持ちよさそうにヨガ二ドラを誘導されていたのです。

ヨガ二ドラは銀河だったと気づいてから私の中に変化が起きてきました。

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