川は流れている

long exposure photography of a stream

SKコースの最初に必ずガヤトリーマントラを唱え、その後『日々の喜び』という長い文章を唱えます。

これは他にないほどポジティブな言葉の集合体ですのでこれを唱えていくとだんだん人生がポジティブになってくるのです。

宿題で必ず朝の起き掛けの時と夜の寝る寸前の時に唱えるように課題が出ます。これを続けているうちにポジティブな言葉が当たり前になっくるのです。

ポジティブな言葉が当たり前になるということは、人生がポジティブになるということですのでもちろん人生が素晴らしいものになるわけです。

これを朝と夜の意識が朦朧(もうろう)としている時に唱えることにより、より潜在意識に深く入れていくためなのです。

私たちは無意識のうちに『自分の人生はこんなものだ』と唱えて自分でインプットしているので人生が苦しいものになっていると言えます。

その無意識に作った癖は無意識の時でないと修正ができないのです。

私たちのマインドはまるで川の流れのようなものといえます。無意識で過ごしているとこのマインドに気づかないので、いつの間にか信じてしまった思い込みや信念が沢山残ってしまうのです。

私たちは本来自由に人生を歩んでいけるのに、自分には自由がないと信じてしまっているのです。

SKコースの中でよくお話する例え話ですが私はこのお話がとても気に入っています。

ある囚人が牢獄に捕えられてその扉に頑丈な鍵をかけられました。そしてその牢獄の扉の前では目つきの鋭い監修が見張っているのです。

彼は一生ここから出れないと絶望して窓から差してくる月明かりを眺めてはため息をついていたのでした。

ある時彼は思い立ってその監修が見張っている扉の前に行ってみたのです。するとあろうことかその扉には鍵がついていなかったのです。初めは信じられませんでしたが本当についていないのです。

それで彼は思い切ってその扉を押してみたのです。すると『ギーッ』という鈍い音がして扉が開いたのです。

思い切って扉の外に出てみました。すると監修が言ったのです。

『やっと気づいたかね。その扉は最初から鍵などかかっていなかったんだよ』

彼は最初から自由だったのです。それなのに自分で窮屈な牢獄を作って鍵をかけて出られなくしていただけだったのです。

私たちは人生の中でそんなことをしているのです。それをオールリセットするためにインドで学んだ知恵を総動員してSKコースを作りました。

2008年から毎年土曜日と木曜日のコースを開催しています。

自分で作った牢獄から脱出するためにもぜひSKコースを学んでいただけたらと思います。

来年も1月の準備コースから始めます。

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