私の父のお話です。
父は私が4歳の時に離婚して別々に暮らしてきました。
どんな家庭を持ち、私の他にも娘が2人いるけれど会ったこともなく、私はそんなものなんだと淡々と生きてきました。
あることがきっかけで父と会わなくなり、気づいたら8年も経っていたのです。
ある年末、偶然にばったり再開してからというもの、父との関係が激変してしまいました。それからが本当の父との出会いだったと思います。
父は昔気質の頑固親父なので、私がしているヨガやヒーリングについて何もわからないけど、ただ、私が懸命に取り組んでいる仕事に対してはいつも応援してくれました。
ある時電話があったのです。
内容は、体調が悪く病気で検査したところどうやら肺に影があるらしいということでした。
最悪肺癌だと言われたというのです。しかもどうしたらいいのか?と聞いてきたのです。
ヒーリングなんてまるで信じてないくせになんで私に電話してきたのかな?と思いましたが、とりあえず一週間後に再検査があるのでその結果を連絡してくるとのことでした。
それでパートナーと2人必死になって、毎日片時も忘れず遠隔ヒーリングを送ったのです。
なんとなく反応が柔らかくなり、少し小さくなったかもなんて思っていた頃、父から電話がかかってきたのです。
なんと、影が半分になったというのです。そしてまた一週間後に検査することになったといいます。
これはいけるかもということで、また2人で遠隔ヒーリングを続けた結果、跡形もなくなったと言われたのです。その頃には反応は完全に消えていました。
しかも医者が納得できないから、どうしてももう一度検査させて欲しい、検査料はいらないからとしつこく言ってくるのです。
それでやむなく検査をしたけれど何も見つからないので医者は「納得できない」とかなりしつこかったらしいのです。
昔、ヒーリングの先生から聞いたことがあります。
「身内のヒーリングが1番よく効くんだよ」と。それは本当だったと実感した出来事でした。